1月30日 (火)  雪道を京都へ

今日は一日暇が空いたので、坊守さんご所望の京都近代美術館で開始中のゴッホ展と、先日火事で焼けた安楽寺さんへお見舞いと悔やみに行くことにした。
もう雪は大丈夫だと思って出発したが、池田温泉のトンネルを抜け垂井に入ると、白銀の世界でコッコと雪が降ってきた。
坂道でスリップしているトラックもあり渋滞、関ヶ原IC手前の交差点では、電柱に突っ込んでクラッシュの車もある、恐る恐る高速に入り西を目指すと、八日市あたりからは晴天雪の気配なし、トラブルなく京都市内へ入った。

平安神宮大鳥居のねきにある、美術館前には鮮やかな黄色に映えるゴッホ展の看板、館内も平日なのに大勢のお客、音声ガイドを聞きながらだったから良かったが、ゆっくり説明版を読みずらいほどの人出だった。

ゴッホ展の後、鹿ケ谷安楽寺へ火事見舞いへ。
去る25日未明庫裡からの出火で、前坊守様煙に巻かれ逝去、悲しみの中で片付けて居られた若住職さんとお話しすることもできた。
母を亡くし庫裡を失ったが本堂が残ったので頑張って再建していきたい、との思いも聞かされた。
承元の法難で死罪となった安楽住蓮ゆかりの寺、きっと立ち直っていかれるだろうと思いながら、少しのお見舞をお供えしてお別れした。

安楽寺の境内から見た写真は被害少なそうだが、裏へ回ると古い庫裡は全焼、写っている新庫裡も庭側の壁は焼けていないが内部はほぼ全焼、修復不可能だと素人が見ても分かる被害であった。

一月中にお見舞いできよかった。

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