9月6日 (木)  本山でいろいろ

今朝は台風の進路を心配しながら京都に走った。
今年度3回目の少年連盟理事会、色々あった。
時間を見つけご門徒から頼まれたミニ仏壇をうけ、参拝部に平成2年から飾ってあったタイムカプセルの点検も理事皆でした。

このタイムカプセル玉手箱のような形をしているが、当時の設計図では御文章箱に似た和讃箱を巨大化するつもりで発注したのに、なぜかしら業者が玉手箱風にしてしまった。
平成10年4月3日の蓮如上人500回遠忌子ども大会で、全国の日曜学校の子どもたちが13年後の私へのメッセージを書いていた。開催日寸前に現物が運び込まれ、致し方なく玉手箱風で子どもたちに入れてもらった経緯がある。
それから足かけ10年月日の流れるのは早いものだ。
理事会ではこのタイムカプセルを平成23年の親鸞聖人七五〇回大遠忌の指導者大会で開封し、すでに青年になった子どもたちに返そう。
そのセレモニーの持ち方を検討するために、とりあえずどんな形で納められているのか確認をしようと、こっそりとフタを開け様子を見てみようとなった。
フタを開けても中から虫が這ってくることも、ましてや煙が立ちのぼることもなく、ひと安心。
この企画は日曜学校の子どもたちが青年になってもお寺との関わりを持ち続けてほしいという願いでできたもの、この手紙をそれぞれ書いた子に返却する企画、一ひねりも二ひねりもしなければ。

その辺りは次期執行部の仕事、かつての願いと現状をきっちり申し送らなければと考えた。

そんな思いに駆られつつ、今任期終了後の展望についても話し合われたが、私のお思いどおりにすっきりと進まないのが、なんとも口惜しい。
各理事さんはリップサービスで留任といわれるが、気力・体力・集中力は最初から無い、只なんとか1期だけワンポイントリリーフで引き受けたポジション、もう限界・・・
私より適任の人材がいっぱいある本願寺少年連盟、次代の舵取り役に上手にバトンタッチし、自らの終焉くらいはカッコ良くありたいとつくづく思った。


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