10月20日 (月)  アメリカの従姉妹来日

今日、アメリカの従姉妹(前住職の姉の子)が来てくれました。
今月7日から10日間ご本山で外国人ばかりの得度修礼(お坊さんに成るための修行)にシアトルからやって来た、日系二世の親戚です。
外国人対象の得度修礼は10数年ぶりと言うことで、アメリカの日系二世や三世だけではなく、ドイツ、オーストラリヤ、ルーマニアなど世界各国から金髪を剃り落とした人たちがたくさんいたそうです。
親鸞聖人のみ教えに出会い、キリスト教から浄土真宗に変わり、母国でその教えを広めたいと一生懸命勉強し来日し、御門主様から度牒を頂き真宗僧侶としてまたそれぞれの国へ帰って行かれたそうです。
正座はたいへんでしたかと尋ねたら、外国人向けなので腰掛けが用意されていたとのこと、本願寺も開けたなぁ、と感じました。
ちなみに、私が16才で得度を受けたときの思い出は、ただ、足がちぎれるのではないかと感じるほど、つらく痛かった正座のことしか覚えていないのが情けないことです。

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