11月24日 (水)  晩秋??

今日も快晴、お取越の地域もだんだん近くなり少し余裕も出てきました。
すがすがしい快晴の中。ゆとりを持ってお参りして、次のお宅に向かおうと車に乗りかかったときです。
隣のお宅の駐車場に数名の女性軍がかたまっておられました。
「何しとるんやな?」と声をかけに行くと
「タマネギの苗取りやっとるんやがね・・今休憩中」と、こちらを向かれた面々は、仏壮の会員や仏婦のなじみの顔ばかり。
「ご院さんもお茶しやぁ・・・」と、
紙コップにお茶を頂きつつ話に乗りました。

かつて本巣はタマネギで持っとる町と言われるほど、どこの農家でも秋の収穫のあとはタマネギの作付けに追われていました。
晩秋の北風に身体を丸めながら、どこの田んぼも黙々と苗植をする多くの人達の姿が風景のように見られ蘇ってきました。

12月のお取越までには、済まそう・・・と、シブチと呼ばれるみぞれ交じりのにわか雨中も働いておられたことを思い出しなましたが、目の前におられる元気の良い女性軍はまるでピクニックのように楽しそうです。
実は昔も、案外となり近所、こうして楽しく助け合いながらしておられたのではなかろうかなと、記憶の風景と現実は違っていたかもしれないと、感じさせる、穏やかな日でした。

追伸.
写真を一枚と声をかけると
「あかんて、化粧もしとらへんのに」と顔を背けられてしましまし。

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