2月3日 (火) 勝如上人御影が下付されました 先日、ご本山から電話があり昨年夏に申請をしていた、前門様、勝如上人の御影(本堂内陣の阿弥陀様の左にかける掛け軸)ができあがりましたので授与式に来て下さいと連絡をもらいました。 ちょうど今日は法事もなく都合が着く日でしたので、ご本山にその旨連絡し、坊守と二人で京都のご本山まで行ってきました。 3時から授与式を行うので30分前には来て欲しいと言われ早々と行きましたら、「まだ時間があります、もうしばらくお待ち下さい」と言われ、本山の出版部などを回り時間を調整し、3時ちょうどに受付に行きましたら、「只今準備が出来ました。エレベータで3階の仏間に行ってください」と言われ、そこへ行くと係の方だけで誰もいませんでした。「うちだけですか?」と尋ねると「はい、正尊寺様だけです」という返答。 200人は入れる大きな仏間に、私と坊守の二人だけ、ちょっとさびしいかな!と思いつつ座って待っていると、黒衣五条の式務係のお坊さんが3名入堂され、丁寧な勤行が始まりました。 よく見ると御本尊の前に細長い桐箱が置いてあるではありませんか、と感心しているうちに、「お焼香をどうぞ」後ろの方からまたちがう係の方に声をかけられ、お焼香、香炉の中の灰は富士山の火口のようにきれいに盛ってあり、またまた感心。 お勤めが終わると、桐箱を恭しく掲げて、下陣まで運ばれ、いよいよ私の手元に授与されました。 ”こんなにきちんとした授与式があるのなら、総代さんと一緒に来れば良かったかな” と思いつつ、授与式の終了。 ヤレヤレと思っていたら、可愛らしい女性職員が登場して、「お風呂敷は?」と尋ねられ「面目ない、持っていません・・・」、「では、こちらでお包み致します」とまたまた、恭しく掲げ、一階の事務所まで運び、丁寧に包装しててもらいました。 高速道路をひた走り夜には正尊寺に到着しました。 この御影は、2月15日の「涅槃会」の折り、「御紐解法要」を行い、内陣に掲げる予定です。 ぜひ、門信徒の方々はお参り下さい。 |