3月18日 (木)  老人ホームでの法要

今日の午前中は大和園(お寺の西の方にある老人ホーム)で春の物故者追悼法要が行われ、お勤めに行ってきました。
施設長さんとお話の中、大和園が開所されちょうど50年目に当たるそうで、庭に作られた4〜5mの高さの納骨塔には362名の遺骨や法名が納められているとのこと。
私もその中の何人かの葬儀をさせてもらったことですが、それぞれ身よりのない方がほとんどでしたが、代表者が弔辞を読み入所者全員で別れを惜しみつつ正信偈をお勤めししたことが脳裏を走りました。
今年には納骨塔の前にデイサービスの施設が建設され、広場がなくなり今まで、その広場に入所者が集まり法要をしていたのが出来なくなるので、今回は何とかして納骨塔の前で法要をしたかったと話しておられました。
しかし、昨夜からの雨でそれも出来ず、食堂の大広間で行われました。
法要が終わり入所者皆様の横を通る帰る時、それぞれの顔を見てかつて慰問の法話に来ていた時、熱心に私の話に頷いていた人たちがお元気そうで嬉しくなりました。