6月11日 (金)  御旧跡めぐり

9日夕方から四国の御旧跡巡りに行ってきました。
毎年この時期、近くのご院さん方と全国にある浄土真宗に関係のある御旧跡を回っています。
今年は四国讃岐の庄松(しょうま)さんの関係した所と、親鸞聖人のお師匠様である元祖法然上人の御旧跡を6月8日から3泊5日で回ろうと意気込んだのですが、私は少年連盟の評議委員会や正善寺様の葬儀などで、一日遅れて飛行機で皆の後を追い、松山で合流しました。
そんなことで讃岐の庄松同行のお墓やお寺はお参りすることが出来ませんでしたが、ワゴン車1台ちょっと太めのご院さんばかり7名が窮屈そうに乗り、松山、高知、徳島、香川と浄土真宗に関係のあるお寺を回りました。
四国は思ったより広大で時間が足らず、しかも11日には台風の接近で大雨、しかも風が強いと瀬戸大橋は通行止めになると聞き、法然上人ゆかりのお寺数ヶ寺が回れず日のある内に本四架橋を渡り、午後12時前には帰ってきました。
けれど、讃岐うどんと土佐の鰹のタタキは抜かりなくしっかりと食べて来ました。
写真は丸亀にある塩谷別院です。250年ほど前に立てられた大きく立派な本堂で、30年の月日を擁して建てられ、その間門徒の人達は正月の餅つきもせず倹約して完成したと言う話を聞き、うどんをお腹いっぱい食べてからの参拝に申し訳なく思うことでした。

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