6月21日 (月)  大変な一日

最大瞬間風速32m、まさに真宗講座が始まろうとする時、本堂が唸りました。
当初、本堂正面の半分だけは唐戸(雨戸)を閉めず始めましたが、お勤めが終わった瞬間、本堂の扉をすべてロックアップしました。
強烈な東風、本堂・玄関・庫裏どの入り口にも強烈な風、ご講師の浅井先生からは新幹線が止まったまま立ち往生の連絡、庫裏は至る所から洪水のような雨漏り、完全にパニックでした。
そんな中、一人二人とお聴聞のために来られるのです。
庫裏の裏口から入ってもらい、書院を通り本堂へ、いつの間にか40名を超える方々が集まってこられました。
どうしよう、先生は新幹線の中に缶詰め、当初はきっと誰も来ないから先生からマンツウマンでお話を聞こうと思っていたのに、皆で過去分のビデオ見ながら、一時を過ごしました。
そんな中「羽島駅まで着きました、タクシーで今、向かいます」との連絡、せめて一席なりとも先生の御法話を聞いてもらいた、急遽おにぎりを手配し、嵐の中でのお聴聞となりました。
こんなご法座は一生のうちにもまれなことでしょう、「後生の一大事」と嵐の日にもお参り下さったご門徒に、住職として涙が出る思いがしました。

その模様のアルバム↓
http://www.shosonji.or.jp/new/04-6kouza/15kouza.html