7月17日 (土)  第2回 中川北組公開講座

7月目白押しの行事の締めくくり、中川北組の公開講座が本堂で行われました。
昨年、宮崎幸枝先生を招いて大成功だった中川北組公開講座。
今回はベストセラーになった「納棺夫日記」の著者、青木新門先生を講師に招いてのの公開講座で、青木新門ワールドに参加者が引き込まれていきました。
中川北組の組長さんは300名くらいの聴衆で正尊寺の本堂が溢れんばかりにしたいと、今回の公開講座にかける意気込みが大変強く、私もひとりでも多くの方にほんとうのいのちのバトンタッチについて考えてもらいたいと頑張りました。
300名は無理でしたが200名を越えるくらいの参加者があり、本堂内も縁側も人で埋まり熱気ある公開講座となりました。
先生の「現場に立たなくては」と人が死に臨んだときそれを隠すのではなく、その時こそその人の一生涯が残されたものへ受け継がれ、消滅するのではなく、ほとけに生まれ変わる事を伝えるチャンスだと語られ、人間、死に行く瞬間はどんな人も柔和で光り輝く顔をされる、それを子や孫に見せることが本当に大切なんだ、実際の経験を通しお話下さいました。
講座が終わり、市内のホテルまでお送りし、柳ヶ瀬で一緒にお酒も飲みました。
呑む程に、酔う程に一段と様々な先生の体験談を聞かせてもらい、時間の経つ事を忘れ家に帰ったのは午前3時近くになってしまいました。
しかし、心地よく酔い先生のすばらしさをまた味わう事ができ、とても得をしたように思う一日でした。

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