8月20日 (金)  組内総代さんと古川へ

今朝は早く正尊寺の前に観光バスが止まり、総代さん5名と一緒に乗り込みました。
今日は中川北組寺族総代研修旅行で飛騨古川へ行ってきました。
毎年行われる行事ですが、今回は単に御旧跡や関係諸寺を見て回るだけでなく、そこで生きたお取り次ぎが行われている現場での体験学習的な研修旅行を目指し企画されました。
飛騨組では毎年この時期7日間の仏教講習会が組内全員が集まり行われています。その中の1日は全門徒物故者追弔会として、総代さんとご門徒がが集まり法要を勤め、ご講師の法話を聞くという伝統が100年以上続いています。
その日に合わせ、我が中川北組もその中に参加させてもらい、法要とご法話のご縁に合うという研修会になったわけです。
会場の三寺参りで有名な円光寺さんに着くと、本堂の真ん中ががらっと空いており、訝しんで覗くとその前には「中川北組様」と立て札が置いてあり、申し訳なさそうに皆でど真ん中の一等席に座らせて頂きました。
ほどなく、20名以上のご院さん方が正装し、阿弥陀経作法という大変難しいお経を読まれるなか、各寺代表がお焼香をされ、中川北組の組長さんも名前を呼ばれ、参加者全員身の締まる思いでした。
お勤めのあとは、6月に正尊寺にも来て頂いた、龍谷大学名誉教授の浅井成海先生のご法話、私も最前列で緊張感を持ちながらお聴聞させてもらえました。
天気も良くとても充実した研修旅行でした。
それと、昼食会場が「ああ野麦峠」の映画ロケにつかわれた「八ッ三(やっさん)館」ちょっと贅沢な心地になりながら、飛騨の美食にも感激しました。
ただ、来年の企画は大変そうです。

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