10月1日 (土)  お紐解き

午前のご法事のH家さんは、昨年先代が亡くなられ一周忌でした。
H家は亡くなられた先代のご主人が分家に出られた家ですが、古くからお仏壇をお迎えされお取越(とりこし)だけは毎年勤められていました。
今回一周忌をお勤めするにあたり、今のご当主から
「父はご本尊だけをお仏壇に安置してお参りしていましたが、この機会にちゃんとお脇掛(わきがけ)もそろえたい」
とのお話で、先日京都取材の折、親鸞聖人(しんらんしょうにん)と蓮如上人(れんにょしょうにん)のお脇掛をご本山からお受けし、今日お供してきたことです。

ご法事の始まる前にお紐解(ひもとき)をし、昨夜筆を取ったお裏書きも皆さんに披露し、お仏壇に掛けさせていただきました。
ご本尊の阿弥陀如来を中心に親鸞様と蓮如さまがおいでになる、真宗のお仏壇はこのようにお飾りするように作られている、やっぱりシャキッとして良い感じです。
お勤めの合間の法話にも思わず力が入りました。

−−早速、小型デジカメが威力を発揮しました−−

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