12月11日 (日)  今年最後の仏教壮年会例会

今日は12月の第2日曜日、今年最後の仏教壮年会例会。
朝からお取越とご法事3軒、さすがに声はショボく正座をするとすぐ痛くなる。お経のお稽古もキーボードで主旋律カバー、お尻の下には正座椅子で乗り切った。

正信偈の解説では『仏言広大勝解者・是人名分陀利華』のところ、芬陀利華(ふんだりけ:白蓮華)についてお話ししましたが、準備不足をカバーするために、川上清吉の詩に山田耕筰が曲を付けた仏教賛歌、『芬陀利華』を詩を味わいながらうたいました。

師走の北風吹く冷えた夜の本堂、チョットイメージ的に寒かったかな、クリスマスソングに負けるものかとやってみたが、負けたかも。

けれど、生死の問題はけしてイメージで解決されない、確固たる慶びで越えなければ、そんな思い新たにしたことです。
  
  〜〜〜 芬陀利華 〜〜〜
 
 よしあしの 間(はざま)をまよい
 より処(ど)なき 凡夫(ただひと)すらや
 みほとけの 誓いをきけば

 おおいなる みむねをうけて
 現世(うつしよ)の にごりえに咲く
 かぐわしき 芬陀利華(しらはちす)かも

 世のひとの うちにすぐれて
 上もなき 人とたたえん
 みほとけの かくこそは告(の)れ
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お話の後は、大晦日の除夜の鐘の準備などを話し合い、参詣者に配る年越しカップそば100個に物議。
「100では足らんやろう」
「そんなことはない、本堂に上がってお勤めして最後までおる人はそんモンや」

108個しか突かないはずの除夜の鐘ですが、こんな話し合いがされる、有り難いことです。

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