12月15日 (木)  峠越え

12月も真ん中、お取越のゴールが見えてきた。
11月後半では2日分くらい遅れているのではと心配したが、ここへ来て例年並に追いついた。

3日降り続いた大雪で時間が取られ、滞っていた役員さんへの配り物も今日すべて済ませた。最後まで残っていた郵便で直送する信徒さんへの封入作業、早めにお参りの終わった法務員さんたちが行っていた。明日には郵便屋さんが取りに来てくれる。

やれやれ、これであと2週間、近在のお取越200軒弱を残すのみ。
いつも思うことだが、3ヶ月にわたるお取越、ダラダラと続く長い峠道を上り、頂上を越えると一気に下る。

この時期、学生時代自転車で旅行し、京都から敦賀へぬける国道161号線、マキノ町から県境の峠までヘロヘロになってペダルを踏んだ記憶が蘇る。
峠までは一瞬でも足を止めると、自転車は1ミリも進まない、ギアをおとし、とにかく堪え忍んで踏み続けた。
やがて、峠のスキー場で一服し、敦賀までは一気の下り、ブレーキをかけるのが惜しいと思いながら、あっという間に敦賀まで着いた。越前まで走ろうと予定していたが、雪ミゾレでびしょ濡れ、震えながら民宿を探した記憶だ。

正尊寺のお取越も、10月4日から始まり、1軒また一軒と星取り表の数が増えていくことを励みに、休むことなくきた。
身体や喉へのダメージは結構あるが、いろんな門徒とさんと話をし、いかに報恩講に参ってもらうように話を落ちつかせるか・・・、この頃は近場、日曜学校勧誘のチラシも持ってねらい撃ち、結構楽しく精神的には楽なものなのです。

まだ、お取越の済んでいない皆様は楽しみに待ってて下さいね。

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