2月28日 (月)  瓦屋さん来たる

今日は午前中本堂でご法事が勤まりました。
法事の途中休憩で庫裏に戻る途中、境内に一台のトラックが入ってきました。
トラックからはご門徒の瓦屋さんが降りてみえて、
「ご院さん、本堂の下り棟(くだりむね)の雨漏り直しておくで」
と言って梯子をかけ昇って行かれました。
下り棟の終わり部分に雨水が通るようにトンネルのような仕組みになっています、素人目では気がつかなかったのですが、そこに鳩の糞がつまり大雨の時には溢れていたようです。

ご門徒の瓦屋さん曰く
「ワシの目の黒いうちは、師匠寺の本堂が雨漏りで腐ってしまうような、面目ない事にはしたくない」
と、暇を見ては時々点検していて下さったようです。

瓦のトンネルの上にアミでゴミ止めを作り、穴の中が詰まらないようにしておいたそうです。
「半年に一回ずつアミに引っかかった鳩の糞を掃除すればだいじょうぶ。」
とニコニコしながら、帰った行かれました。

ご門徒は、皆んな大切な我が寺だと思っていて下さる事を今日も実感しました。

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