2月5日 (土)  涅槃図がやってきました

一昨年2月15日初めてお勤めした涅槃会。今年で3回目になります、当初から肉筆の涅槃図を掛けてお勤めしたいと思っていた願いが来年には叶います。
この2年間探し続けていた肉筆本物の涅槃図を手に入れることが出来ました。
安政年間(江戸時代末期)の本物でお釈迦様の回りで悲しむ羅漢(らかん)や動物たちも繊細にとても表情豊かに書かれています。
一目見た瞬間、どうしてもこの涅槃図を本堂に掛けたいと思い、思い切ってしまいました。
ただ、150年も前の物です表装は大変痛んでおりボロボロに近く、表装をし直さなけえればとても本堂には飾れません。
これを修復表装するには相当な時間を要すると考えられ、今年の涅槃会には間に合わないのが残念ですが、来年には間違いなく大幅の素晴らしい涅槃図を掛けてのお勤めが出来ます。

多くの方々にお参りしてもらえるお寺へしていくために、こうして少しずつ什器や宝物が増えて行くことも住職としての喜びであります。


http://www.shosonji.or.jp/katudou/nehane/nehan.htm

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