3月15日 (火)  永代経の準備 その弐

今日は夕方から永代経の蝋燭を大垣まで買いに走りました。
いつも蝋燭を買うのは「ヒシダ」という蝋燭屋さんで89歳のご主人と奥さんが切り守しています。
お二人とも高齢で、店に着いてから頼むと結構時間がかかり、気短の私は朝FAXで必要な蝋燭の種類と本数を知らせておきます。
こうしておくと、段ボール箱に入れ納品書も領収書もちゃんと書いて待っていてくれ、時間の節約になります。

和蝋燭はハゼの実からその原料を作るので貴重な物です。
使い残した残蝋が段ボール箱一杯にたまると、時々持って行きます、
「この残った蝋燭を溶かし又新しい蝋燭が出来る」とお店の奥さんに喜んでもらえ、お店の商品をなにがしかもらえます。

本物の和蝋燭はこのように無駄なく仏さまの智慧と慈悲をあらわす灯りとなって本堂のお荘厳となっているのです。

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