5月31日 (火) 金子みすずの里 一夜をかけ本州の果て、山口県長門市仙崎まで車で走ってきました。 仙崎は童謡詩人金子みすずの世界です。 早朝仙崎港に着き朝食、『みすず食堂』という看板に引かれ交渉開始・・・ 「30分待ってもらえれば準備します」 その間街中をぶらぶら、朝の7時中年男8人が妙にハイテンションでカメラをぶら下げ徘徊、軒先を掃除する方々からは異様な光景に映ったことでしょう。 食堂のおじさんは 「それは疲れたでしょうと・・」 3品も4品も余分にサービスとイカやかまぼこ取れ立てのチリメンじゃこと次々と運んできてもらい、ラッキーな朝食、しかも 「少し休ませてもらっていいですか?」 食後、お座敷で横になり仮眠まで取らせてもらいました。 さあ、一息ついて『みすず記念館』・・・・ なんと『休館日』の立て札、「え!」一同呆然。 月に一回しかない休館日に当たってしまいました。 しかし、700q一睡もせず走ってきた私たちはめげません。 正面の自動ドアに少しの隙間、チョット力を入れ開けると開いてしまいました。 声を細め「こんにちわぁ〜」と言いつつ、厚かましく館内へ侵入成功。 館内はメンテナンスの電気工事屋さんが梯子を持って歩いています、そのために館内全照明ON、ラッキーでした入館料も払わずこっそり観てきました。 そのあと、みすずの墓所のある遍照寺へ、門前には花輪が並び 「あちゃ〜、葬式か?』 ご住職も忙しそうであまりお話を聞くことができず、ちょっと残念・・・・ 気を取り直し、車に乗り青海島へ。 ここには西円寺といって江戸時代から始まった世界最古『日曜学校』発祥のお寺です。 金子みすずもこのお寺の近くに親戚があり、船に乗りそこへ行ったと時はこの日曜学校に参加したといわれています。 浄土宗のお寺で、だいぶ私たちとは違うお寺の形態でしたが、まだ、とても若い副住職さんが、「初めてお寺のいわれをおお話しさせてもらいます。」 と言われましたが、長い伝統の中に今も息ずく念仏の世界、とても良い話を聞かせてもらいました。 |