6月13日 (月)  本山で会議

今日は午後から本山での打ち合わせ会議に招集されました。
懸案となっている少年連盟史の校正作業を外部の方に頼むということで、校正の先生と基幹運動本部委員、関係職員との打ち合わに同席するためのもので、会議は午後からでした。
真夏を思わせる日差しの中、快調に京都まで飛ばし、だいぶ予定時間より早く京都市内に入りました。
本山の喫茶店にでも行って時間を潰そうかなとお思いましたが、ちょうど車の窓から大きな素屋根のかかった東本願寺の御影堂(ごえどう)が目にとまりました。
ちょっと寄ってみようか・・・とハンドルを切りお東さんの門前に路駐、カメラ片手にお参りをさせて貰いました。

境内に入って・・・・さすがお西の二ふりは大きい御影堂、「平成の大修復」と掲げられた看板の取り付けられた工事囲いと素屋根圧倒されました。
ともあれ、工事をしていない本堂(阿弥陀堂)にお参りし、なにげに右手をみると工事中の御影堂の中に灯りが見え人の姿が・・・。
早速そちらへ向かっていくと、何と素屋根を掛け屋根瓦を降ろしている本堂にもかかわらず、下陣に入ることができました。
内陣側はビニールで覆われ工事をしているようですが、下陣は参詣者用に照明が付けられ、真ん中には工事のパネルや模型が展示してありました。

そのパネル展の中にこの御影堂の歴史年表が有りましたが、読んでびっくりしました。
200年ほど前の天明年間の京都大火に始まり明治時代までの間に4度の火災で消失。江戸時代末期の貧しい時代の100年の間に4回も御影堂や阿弥陀堂の再建がされていることを知りました。

今回の平成大修復、私たち西本願寺は国の重要文化財に指定され、修復費用の半分を国庫に頼ってのことですが、お東さんは再建しまだ100年と近代の建物だけに文化財の指定が無く、全て門信徒の浄財で行われるとのこと、“頑張って下さい”と念じつつ山門から頭を下げ路駐の車に戻ったことでした。

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