6月2日 (木)  研修旅行3日目

山口・北九州の研修旅行最終日は別府別院からお参りしました。
別府別院は本願寺の前々御門主大谷光瑞様が晩年療養生活を送られ、亡くなられた所です。
そのため、別府別院には光瑞様の功績であるシルクロード大谷探検隊の遺品を展示する大谷探検隊記念館があります。

前夜は別府温泉に浸かり旅の疲れを癒し、朝一番に別院を訪れお朝事をお勤めし輪番さんから光瑞様と別府別院についてお話を聞き、記念館の数々の遺品を見せてもらいました。
明治末期から西洋列強に先んじて仏教東漸の遺跡の発掘、本願寺の財力を傾けての大事業賛否両論がありますが、あの当時これだけのことを推進された手腕には感激しました。

別府をあとにして大分の専想寺へ、ここは蓮如上人の命を受け九州へお念仏の教えを広める拠点となったお寺です。
本堂で前住職さんから
「はるばる岐阜からようこそ来なさった、岐阜といえば杉山雲泰さんという友達がいたが・・・・」
雲泰さんは正尊寺から伊勢の白子へ養子に行ったおじさんのことで、この話が出てからは大変和やかに専想寺の歴史を聞かせてもらえました。

この旅行の最後は臼杵の石仏見学、観光になってしまいましたが、30年前学生時代リュックを背負って来たときは、石仏のお顔が地面に置いてありすごくインパクトがあったのに、今は普通の石仏に納まっていたのにはびっくりしました。

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