6月25日 (土)  新発意15才になる

昨日6月24日は新発意の誕生日でした。
15才になりました。
近頃15才の少年による世間を震撼させる事件が続発しています。同じ年齢の息子を持つ身としては、この15年間の子育てを振り返りながら考えさせられます。

3人目にやっと恵まれた男子、相当甘やかして育ててきたように思います。
そのわけは、この子が1才チョットで歩き出した頃、私が車庫からバックで車を出していたとき、車のすぐ後ろについてきたことに気づかず後輪の下敷きにしたことがありました。
“バリィ”と音がしたのでブレーキを踏み、ルームミラーを見ると、家内が玄関先で頭の毛を逆立て悲鳴を上げていました。
慌てて車を降り後ろに回るとタイヤが子供の股間からお腹まで乗っているように見えました。
白目をむいた子供の体を引っ張出そうとしてもビクともしません、内臓破裂、一命を取り留めてもせっかくの男子としての機能も失われただろうと目の前が真っ暗なりました。
そっと、車を前進させ、後ろに回ると股間の間でお菓子の缶がぺちゃんこに、紙おむつと股の内側にタイヤ痕・・・が血はまったく出ていませんでした。
おむつを引きちぎるように外しましたが、かわいいチンチンにはかすり傷一つありませんでした。
それからは何かにつけ、あのときの光景が頭から離れず、父親の不注意で殺してしまっていたかも知れない、元気に育ってくれてさえいれば良いと、甘やかし現在に至っているのです。

今更、厳父にもなれないし、せめて、いっしょに仏さまに手を合わせてくれれば良い、そのことだけを最終防御ラインとしよう。
と、思いつつ、携帯電話を持つことも許してしまいました。
面目ないことです。


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