9月11日 (日)  国境をまたぐ

今日は早朝から行動開始、アメリカ合衆国最南端の本願寺の寺、サンディエゴ仏教会への参拝日、アナハイムから150q高速ひた走って行きました。
サンディエゴ仏教会もお寺に着くなり、メンバー(門徒)の方々が、待ちかねたとばかり笑顔で私たちを2Fの本堂に案内してくださいました。
本堂では開教師の先生のお調声でお勤め、そしてご法話とこのお寺の歴史と現在のダーマスクール(日曜学校)のお話を聞きました。
サンディエゴに日系移民の方々が、このお寺を建て80年、お念仏の教えを護りつつ開拓をされた当時の苦労を思わずにはおれませんでした。
現在は270名のメンバー、日曜学校も毎週沢山の門徒の指導者たちが学年に分け、仏教・浄土真宗を間違いなく伝えておられます。
ただ、話を聞くなか、日系企業の進出で日本人は増えているがお寺への縁を持ってもらえない、しかも、3世・4世でこの地を離れて行かれる人もあり、現状を維持することが大変である。
そんな中、少しずつではあるが日系以外の方々(キリスト教系)が、仏教に改宗し、お寺を一生懸命盛り立てて下さるようになっている。
と、今日もお世話してくださる白人メンバーの笑顔がたまりませんでした。

日本でも少子化で門徒の減少を嘆くだけでなく、S学会などの新興宗教の人々をいかに本物の仏縁に遇ってもらうか、性根を据えねばと考えさせられました。

帰りがけ、開教師さんから、ここまで来たらメキシコ国境まで10分ほどで行けると聞き、アメリカとメキシコの国境線歩いて渡り、またいでみました。
そして、メキシコ国境の町ティファナでテキーラをあおり盛り上がってしまいました。
とにかく、ギラギラの太陽のように明るいメキシコ人、ロバに墨を塗ってシマウマだ乗って一枚1ドル、思わず「アミーゴ」楽しんでしまいました。

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