9月21日 (水) 京都の表具屋さん
きのう京都の鷲見法衣仏具店が襖を運んできましたが、今日は別便で表具屋さんがお弟子さんを連れ京都からやって来ました。 修復から3年目でトラブッただけに、京都の職人の意地と言いますか、立て付けから結構な時間をかけ入念に仕事をしていきました。 下陣と内陣余間との境、鳳凰と孔雀の絵が戻りました。100年ほど前に書かれたもので、4代ほど前から何万人というお同行がこの絵を目の隅に入れながら、お念仏したのだなぁ、と思うと大切にお守りをしていかなければ、お彼岸を前に肝に銘じたことです。
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