1月11日 (水)  おみがき&お華束

今日は報恩講準備に婦人会の方々が大勢奉仕に来られた。
まず本堂に集合し「おみがき」、半年の間に黒ずんできた真ちゅうの仏具を人海戦術で磨き上げる。2時間ばかりですべての仏具はピカピカに輝きだした。

その頃、庫裏の台所ではお華束のタネ仕込みも佳境にはいる。おみがきの終わった人は、きれいに手を洗い庫裏に集結。つき上がった餅を伸し板に延ばしくり抜きと形成作業。
これもまた人海戦術、庫裏中にキツツキが何匹もいるように、せわしなくコトコトという音が響き渡る。
お昼頃には大量のお華束ができあがり、形成版にきれいに並べられ明日のお華束盛りを待つばかりになった。今年は例年より少し多めに出来たようだ。
寒波の今年は日持ちがいいだろうという配慮か?偶然か?ともかく大勢の力で、たくさんのお華束を仏さまやしんらん様にお供えすることができる。
現代は合理化で何事も手間を省くことが良いとされる傾向にあるが、大切なな報恩講、手間そのものがお供えであると皆さん一生懸命である、ありがたいことだ。

すべてが終わり、婦人会の会長さんから挨拶があり昼食。いつものまぜご飯、これまた賑やかな一時でした。

★お華束の作り方
http://www.shosonji.or.jp/katudou/okesoku/kesoku1.htm


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コメント〈http://cgibbs.mmjp.or.jp/bbs/show/www.shosonji.or.jp/bbs〉
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