11月21日 (火)  東経135度子午線を越える

今日は先の17日に亡くなられた、明石の葬儀に朝から向かった。
私の都合で今日まで葬儀を延ばし待っていて下さる、朝から気合いが入った。
西に向かう車窓からは真っ青な晴天、職務とは裏腹の気持ちを抑えながらアクセルを踏んだ。

家を出て3時間半ばかり、高速道路の行く手に珍しい看板があらわれた、慌ててカメラを出したが間に合わなかった。
小学校で習った日本の標準時、東経135度の子午線は明石だったと思い出させる看板だった。
帰りにはカメラをスタンバイさせ通過途中撮ったが、晩秋の午後5時既に夕闇迫り綺麗には取れなかったのが残念だった・・・・。

今日のお葬式、処変われば・・・で、ビックリの連続だった。まず祭壇が漆塗りで、お木像の本尊にご開山や蓮如さんのお脇掛まで安置してあるのには目を見張った。
葬儀式場の導師や会葬者のポジショニングも、エッ!と思う段取りだったが、郷にいれば・・・と、何とかお勤めさせて貰った。

ご当家のご主人から、
「遠いところをありがとうございました」
と、お礼を言われたとき、枕経(臨終勤行)もお通夜も来ず、葬儀だけ出かけてきた横着さに申しわけなく思いつつも、代々続いてきたお寺と門徒の関係の深さをつくづくと感じさせられた一日だった。

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