3月16日 (木)  30年ぶり

今日は午後から時間が空いた。
一昨日高校入試の試験が終わり、まな板の鯉状態ではあるが、親からの小言から解放された息子にせがまれ春日村のスキー場へ行った。
一人では心もとないので、テレマークスキーの達人、Wさんに水先案内を頼んだところ、お参りを工面しつき合ってもらえた。たすかった。

国見岳スキー場まで1時間弱、あいにくの雨模様ゲレンデには人影はなかったが、リフトは動いていた。
息子はスノーボードをレンタル、「同じものを!」と、一瞬の思ったが、出がけに坊守から「骨だけ折ってこんといてよ」という忠告を思いだし、スキーを借りることにした。

30年前北海道旅行のとき滑って以来のこと、リフトから降りるとき早速転倒、起き上がることが出来ない。
浜に打ち上げられた越前クラゲのように固まっていた。Wさんからアドバイスをもらい起き上がりの練習からスタート、めちゃくちゃかっこ悪い姿だっただろう。
ただ、スキー場は我ら3人の貸し切り、リフト小屋の係員はお昼寝、気は楽だった。

誰もいない小雨と霧に覆われたゲレンデ、何気兼ねすることなく2時間ばかり、30年前の感覚が徐々に蘇り、当時揶揄されたへっぴり腰の状態を矯正しようと、頑張った。

帰りがけ春日の薬湯温泉につかり、既に筋肉痛の始まった太ももをゆっくりほぐしたが、明日は後遺症の出ることを覚悟した。
息子のためとは言いつつ、良いリフレッシュができた。

-------------------------------------------------------------
コメント〈http://cgibbs.mmjp.or.jp/bbs/show/www.shosonji.or.jp/bbs〉
-------------------------------------------------------------

20060316-1.jpg 20060316-2.jpg