3月25日 (土)  ご良縁

快晴の春、ご本山では新門様(25代門主になられる方)の結婚式が行われました。
私は教化団体の代表と言うことで式と披露宴に出席、朝からそわそわしながら工事中の御影堂の脇を抜け、虎の間の受付に向かった。

控えの間には全国から勧学・海外の開教総長・宗会議員・輪番・各教区の要職者が200名ほど集まり、本山職員総出で案内や接待をしている。皆初めての行事で何となく動きにスムーズさを欠いて、緊張感が伝わってきた。

定刻になり結婚式場の総御堂に案内されたが、開け放たれた御堂の一般席や縁にはもういっぱいの人々が陣取り、式典の始まりを待ちくたびれている様子、あとから偉そうに前席に座るのが申し訳なく感じた。

雅楽の演奏のなか、緋の衣の新門様と青い衣の新婦、流豆美(るずみ)様が堂内に入場されてきた。新婦の白無垢姿を想定していただけに、肩すかしだった。そういえば新門様のご学友で、宮崎県のお寺のお嬢さん、既に得度をしておられ僧籍の身、お衣を着ての式になったのかと、納得。
40分ばかりの仏前結婚式、シンプルではあったが、とても厳かで感動した。

式が終わり、またしばらく休憩し、披露宴会場の国宝の書院、鴻ノ間へ案内される。書院の中は目一杯机と腰掛けが並んでいる、我々教化団体の関係は末席だったが、かえって自由に動き回ることができ、ラッキーだった。カメラ小僧しまくりだった。

あげくの果て、お調子に乗って仏婦連盟の会長さんと、ひな壇の新郎新婦の後ろに立ち、スナップまで撮ってしまった。ちょっとやりすぎたが、良い記念になった。

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