3月7日 (火)  本部委員会開かれる

午後4時前には正尊寺本部委員(総代さん)が本堂にあがってこられる。
全員が揃ったところで、お勤めをしてお焼香。場所を書院に変えて、いよいよ本部委員会が開催された。
4月早々行われる門徒役員総会についての話し合い。雪害による修理状況の報告や予算決算については問題なく話が進んだ。

今回の会議で大きな問題は、先般ご本山から依頼のあった、親鸞聖人750回大遠忌法要の懇志依頼の扱いである。
総代さんの中からは、
「岐阜別院もそのうち寄付金集めがはじまるのでは・・・」
「正尊寺での法要はどうするのか?」
といった、疑問が出された。

厳しい経済情勢のな、ご門徒にご寄付を頼むことは気が引ける。しかし、現状だけは説明せねばと、背中を丸め小さくなりながら話をした。

別院も風聞では近い内に、今回の法要での事業計画が打ち出されるだろう、ご本山のご懇志と同等は考えておいた方がよい。

正尊寺もいずれご開山の法要は勤めなければならない、それについては・・・・
先般、瓦屋さんから言われたことを提示した。

明治24年10月濃尾震災で倒壊し、その3年後高富町から古家を買って建てたお庫裏、屋根はもう限界に来ている、土台もシロアリでぼそぼそ大修理をするか建て替えをするかの状態。
今度の御遠忌には何とかならないだろうか?と、話した。

一瞬の沈黙が走ったが、「いっぺんには無理やけど、御遠忌までまだ5年以上ある、ボツボツ進めていったら」という声から、話がまとまった。
次回の定期総会までに計画案を練り、そこで提示し、持ち帰り各地区で相談してもらう段取りとなった。

「わしらも何とかせなアカンと気になっとったんや、門徒はみんな協力してくれるで、心配いらんて!」と言われ、
胸をなで下ろすとともに、ご開山のご法事、物造りのためでなく、教化に繋がる事業として進めなければと肝に銘じた。

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