4月7日 (金)  マリンの死

今日はご法事が午前中だけだった、昼からは事務所にこもり明日の総会に間に合わせるため『正尊寺だより』を必死に作っていた。
夕方近くになって、坊守がえらい勢いで事務所に駆け込んできた。
「おとうさん、マリンが死んでまっとる!」
マリンというのは正尊寺の番犬として八年ほど玄関先に繋がれていた犬。
川原に捨てられていた子犬を門徒の青年が拾い、お寺で飼ってもらいたいと小さな段ボール箱に入れられ届けられたのがちょうど3月。今は大学生の長女が「3月だから、アクアマリンが誕生石、マリンと呼ぼう」から、名付けられた。

人が来るとひたすら吠え、来客をいち早く知らせてくれ、ご門徒にも愛されていた。
ここ一週間ばかり具合が悪く、動物病院へつれて行ったらフィラリヤとの診断、薬を飲ませ、今日も夕方病院に連れて行く寸前だったが、あっけない最期だった。

いつも来客があると当たり前のように「ワンワン」と吠える声が聞こえなくなった。
淋しい限りである・・・・

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