6月14日 (水)  考えさせれた一日

今日は焦りながらの移動と目の前に起こっている情況に参った。
朝一番の飛行機と名鉄電車を乗り継ぎ岐阜に帰り、待っていた院代さんの車に乗り岐阜別院で法衣に着替え、葬儀会場に入った。

昨年、跡取りが生まれたと嬉しそうに初参式に赤ちゃんを連れ参ってくれた、37才のお父さんが突然の交通事故で亡くなった、何とも辛いお葬式であった。
1歳になりヨチヨチと歩き回り、むずかる子どもを見ながらお経も詰まる思いをしながら、葬儀を済ませ、その足で電車を乗り継いで本山へ向かった。

今日から2泊3日でキッズサンガのアドバイザー研修会、開会式から遅れること2時間、外松太恵子先生の講義途中なんとか会場に入ることができた。
全国から集まった指導者60名ビデオカメラに邪魔されながらだけれど、真剣に先生の講義を聴いていた。

今日の1才の遺児、正尊寺からは3市町村も離れたあまりにも遠い所に住んでいる、とても正尊寺の日曜学校に通ってこれない、もし日本中の本願寺のお寺で日曜学校が行われていたなら・・・・そこを紹介できる。
弔辞のようにお父さんは遠くの世界で安らかに眠っているのではない、南無阿弥陀仏の仏さまの中に、いつもお父さんが一緒に居てくれること、日曜学校に通いお寺でしか教えてもらえない世界と出会い、きっと感じることができる。
外松先生の講義を聴きながら、つくづくそう思い、いっそうこのキッズサンガ計画を成功させねばと、しみじみ考えさせられた。

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