6月16日 (金)  聴聞に明け暮れる

アドバイザー研修会最終日の今日は親鸞聖人の月命日、本山でのお晨朝で御真影(ごしんねい:親鸞様のお木像)に御門主さまがお供えされるお仏飯にいつもより目がいった。漢音小経(かんのんしょうきょう:漢時代の発音でお勤めする阿弥陀経)、黙って聞かせてもらった。

お晨朝が済み朝食をいただき、研修室に集まり今日もみっちり詰まった講義がはじまった。
今日は子どもへの法話について、教学研究所所長の森田真円先生からの講義を聞いた。
「金獅子の譬喩」から、価値を知っている大人なら金塊を渡せば喜ぶが、子どもは金塊のままでは喜んで受け取らない、それで子どもの好きな人形の形にして渡せば喜び大切にする。
仏さまの教えも同じ事だといわれ、子どもが受け取ってくれる譬喩や文例について教授してもらえた。

正午に研修会は終了し、それから3時間ばかりは今回の研修会のスタッフを務めた養成委員と共に反省会。手探りではじめたアドバイザー研修会様々な問題点が実際に行ってみると出てきた。
次回に向けて入念にプログラムの検討がなされた。まるでお聴聞のように、その会議の議論を聞きながら、次回にはもっと素晴らしい研修会になるだろうと思え嬉しくなった。


反省会が済み、目をこすりながら夕刻岐阜に戻り、荷物を車から出し其の足で岩利の正蓮寺さんの黄鐘会(おうしきえ)に出席、奈良の三木先生の御法話聞かせてもらった。
信心即行動、26年前に目から鱗が落ちる様に聞かせてもらい、今私の原動力になっているお話だった。

朝6時から午後10時まで充実したお聴聞の一日であった。
正蓮寺さんのblog
http://pochi21.exblog.jp/d2006-06-16

-------------------------------------------------------------
コメント〈http://cgibbs.mmjp.or.jp/bbs/show/www.shosonji.or.jp/bbs〉
-------------------------------------------------------------

20060616-1.jpg 20060616-2.jpg 20060616-3.jpg