7月15日 (土)  仏教と医療の橋渡し

昼間のジリジリする晴天から、ドンヨリ重たく時折雨粒が落ちてくる蒸し暑い夕刻、組内の法中が集まっておいでる。
第4回目になる中川北組同朋研修の公開講座の準備のためであるが、既に会場準備は終了している。
「何にもやること無いね」と残念そうだが、まだ月曜日に真宗講座をしたばかりだから、準備は整っていると説明し、ご講師の到着を待ちながら縁でまったり時間を過ごしてもらった。

今回の公開講座は「老・病・死の現場から−仏教と医療の橋渡し−」というテーマで、大分県の田畑正久先生をお招きしての研修である。
先生は年2回、長野県の大学へ特別講義のため行かれる、その帰り道に我が組へ講演に来てもらうことができた、何ともうまく事が運んだ。

先生を囲み組内法中と夕食、その間にも本堂へは次々とご門徒が集まってくる。名前を書いて受付をし、定刻には200席の腰掛けほぼ埋まった。

私の予想ではお医者さんが仏教やお念仏の話をされると思っていたが、お話を実際に聞くと、念仏者がお医者さんをやっておられる。
あっという間の1時間半の講演、私も集まった皆さんも死ぬ行く人生から、死なない人生のありようおおいに頷かせてもらった。

-------------------------------------------------------------
コメント〈http://cgibbs.mmjp.or.jp/bbs/show/www.shosonji.or.jp/bbs〉
-------------------------------------------------------------

20060715-1.jpg 20060715-2.jpg 20060715-3.jpg