7月26日 (水)  サマースクールin東京

参加者より1時間半ばかり後に新幹線で東京に着き合流、筑地本願寺でのゲームや追跡ハイクをして一夜を明かした朝は、別院お晨朝(おじんじょう:朝のお勤め)から始まる。
築地別院の凛とした本堂の荘厳さ、昨夜あんなにはしゃいでいた子どもたちが、私語もなく皆シャキッとしてお正信偈をお勤めしご法話を聞く、本堂の持つ不思議さをあらためて実感した。

ほんらいはスタッフも全員参拝しなければいけないのだが何せ時間がない、ほとんどのスタッフは撤収作業に集中、布団も回収しお勤めの時間にバスのトランクに積み込み終了、何とか最後の方のご和讃とご法話にはお参りできた。

お朝事の後はそのまま向拝前でラジオ体操。
このラジオ体操のためにアイテムを揃え、張り切るスタッフがいる。子どもたちに喜んでもらえるならと頑張るHさんだが、東京の真ん中の別院、境内を横切る大勢の通勤客の目線を一身にあびていた。
すると、筑地市場への外国人観光客だろうか、ラヂオマンに感激してか飛び入り参加してきた、子どもたちもその絶妙なコラボレーションに大喜び、また一つ思い出が増えたようだった。

午前9時前には築地別院を後にする、教務所長さんはじめ職員の皆さんが手を振って見送ってくださる。
“大きくなって東京で生活することがあったら、いつでも戻っておいでよ”
そんな、気持ちが子どもたちの心にもきっと通じただろう。
子どもたちも車窓から「築地別院の皆様ありがとうございました」と手を振ってお別れした。

さあ、今朝本堂でお勤めした子どもたちへの一番のお駄賃、東京ディズニーランドへ向かった。
岐阜を立つ前まではうまく行けば曇、多少の雨は覚悟で臨んだが、荒川を渡る頃には空の雲はなくなった。
快晴のディズニーランド12時間コース子どもたちは大はしゃぎで走り回るが、さすがに50の坂を越えた老体、お昼も回って一段と気温が上がりだした頃にはグロッキー、本部席の腰掛けに根を生やしていた。

ともかく、暑さだけでなく人の多さに参ってしまった。

-------------------------------------------------------------
コメント〈http://cgibbs.mmjp.or.jp/bbs/show/www.shosonji.or.jp/bbs〉
-------------------------------------------------------------

20060726-1.jpg 20060726-2.jpg 20060726-3.jpg