9月19日 (火)  一休さん

毎月19日はお定飯が無い日(1休さん)で法務員さんたちの完全休日、今月の19日の法要帳には何も書いていない・・・私も休める、思わず嬉しくなった。
お彼岸永代経の前でちょっと準備が気になるが、思い切って坊守と休みを取ろうと出かけた。

8月末に親鸞聖人ご流罪関係の写真を撮ったが、法然上人が流罪になられた四国香川県、讃岐の西念寺の写真が欲しく台風開けの今日しかないと、昨晩出発し夜駆けで四国に渡った。

法然上人は75才の時、念仏弾圧で流罪となられ4年間四国讃岐の地に住まわれた。その一つが小松庄西念寺で法然上人のお墓もある。
四国というと弘法大師の八十八ヶ所巡礼が盛んで浄土真宗のご門徒も足を運んでいるようだ。弘法大師誕生の善通寺近くには法然上人ゆかりのお寺があると教区報でぜひ紹介したいとの思いがあったからだ。

それと、坂出には尊敬するI住職の教専寺さんがあり、数年前庫裏会館を新築されたので、参考にさせてもらうために坊守と一緒に行くことになった。
庫裏の大広間は葬儀やご法事の会場にも使うそうで、明日の葬儀のためにたくさんの腰掛けが並べてあった。
3階建て500坪の勇壮な庫裏会館、とてもこんな立派なものは真似できないが、ご門徒教化のための工夫が随所に感じられる設計はおおいに勉強になった。

I住職とは久しぶりの再会、坊守さん共々歓待して下さり、地元の人御用達の道案内も看板も無い倉庫のような「うどん屋」さんで念願の讃岐うどんを食べることができた。

帰ってからネットで調べたらあった↓
http://www.e-sanuki.com/udon/shop/yamasitasakaide/index.html

私はこれだけで充分満足したが、そのあと高松シンボルタワーの30階で瀬戸内海を見下ろしながら料理の鉄人が経営するレストランに案内され、これまた、絶品のお料理に恐縮しながらも厚かましく、目もお腹も超満足させたもらった。

お腹は満腹、重たくなるまぶたを必死に持ち上げながら深夜には家に帰ってきた。
一日のお休みだったか走行距離850q、疲労を感じるほどの充実した楽しい一日だった。

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