12月21日 (金)  時の移ろい

今年もあと10日いよいよゴールも見えてきた、お取越参りにも少し余裕が出てきた。
今日は時間の空いた法務員のS月君が、来週の日曜学校花飾りの準備を手伝わされていた。折り紙でアイテムを作るのだが、なにせ数、肩こりこりになっているようだった。

いっぽう、お昼に帰ってきた私には更なる仕事が出来た。名古屋市内のご門徒の奥さんが亡くなったとの知らせ、余裕の段取りが一変した。
名古屋まで臨終勤行に行って帰るには、3時間では済まない、夕方からの段取りを組み直し、先に済ませなければならないお参りだけ勤め、名古屋へと走った。

時間帯を考え羽島ICまで如何に時短で行くか、考えながら堤防や農道を走った。
すると、また蓆旗の田んぼを横切った。

先月見たときは、不気味でおどろおどろしかったのに、蓆旗もすり切れカカシもひっくり返って、一月ばかりでお疲れの反対運動といった感じになっていた。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=11&d=12

名古屋のお宅に到着し、ご当家の関係の方からお話を聞いて落ち込んだ・・・。
ひとりで住んでおられたこの奥さん、10月末にお取越に来る予定だったが、チョッと体調がすぐれなく、準備が出来ないからお休みするとの連絡が入っていた。
毎年、豆ご飯や山菜のおかずを一杯作り、甥や姪を集めてお取越をお勤められていた。

枕経をお勤めしながら、名古屋のお取越日の時、少し回り道をして、このお宅の奥さんに声をかけられなかったことを悔やんだ。
ほんの少し時間の余裕があったなら・・・・

今日はくたびれた蓆旗のように、身心とも疲れ果ててしまった。

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