2月6日 (火)  福岡にて

今日は1日自由時間ができた。
せっかく福岡まで来たので、こちらの方にあるお寺の庫裏を見学することにした。昨日の集中会議でギックリ腰になったM月副理事長が、腰痛をおして骨医者にかかるまでの時間、運転をしておつき合いしてもらえありがたかった。

午前中に伺ったのは福岡の隣古賀市にあるT泉寺さん。坊守さんが応対してくださり、新築したばかりの庫裡会館隅々まで見せてもらえた。100冊以上の建築の本を読み、設計士を伴い京都まで何度も足を運んだという設計、随所に「ヘーェ!」と唸らせる苦心のあとを堪能させてもらえた。
M月さんがお勧めの通り、限られた敷地に門徒教化を最優先に工夫された庫裡、まだ香るサワラの木の香りと共に記憶に留まった。。

午後からは、博多駅から長崎本線に乗り佐賀県へと一人向かった。
ハウステンボス行きのお洒落な特急電車で1時間余、武雄温泉駅に着きタクシーでS法寺さんへと向かった。

このお寺、佐賀教区でも屈指のお寺とは聞いていたが、スゴかった。
5年前に落慶した庫裡全体のコンセプトは本願寺の国宝飛雲閣、大広間は白書院と同じスケール、あまりの豪華さに、これは参考にならないかなとたじろいた。
だが、見えないころに住職さんや坊守さんのアイデアが光っており、大いに参考にさせてもらえるところがあった。

今日おじゃましたどちらのお寺も日曜学校をしっかりされている、やっぱり教化活動をしっかりやっておられるお寺の姿勢が、その建築物からも見て取れたことがほんとう嬉しかった。

正尊寺も限られた敷地と予算のでの新築、もっともっといろいろ素晴らしいものを見て考えなければと、思い新たにさせられた福岡出張だった。

帰り際、福岡空港で夕食をとり九州最後の焼酎を呑みまたっりし、喫煙所を探して一服していると、館内放送で私の名前が呼ばれている。
汗をカキカキ早足でゲートに付くと、「まだ10分有りますから、大丈夫ですよ (^_^) 」と微笑まれたが、 最後の一人だったらしい。
チョと格好悪い九州のフィニッシュだった。

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