3月26日 (月)  考えさせられた・・

きょうは新幹線と紀勢線を乗り継ぎ和歌山県有田まで移動した。
さる、3月22日享年59才で亡くなられた、川口前少年連盟理事の葬儀に出席するためだ。

思い起こせば、20年前の少年連盟評議委員会、二度目の会議出席で、いきなり議長を当てられた時のことである。
当時は執行部の若返りで旧体制と新体制で運営について熱い議論が展開されていた。そんななか、ほとんどの委員の顔も名前もわからず、まったく状況の把握できない私には、議事をうまく裁くことが出来ず、紛糾する会議で焦りまくっていた。
とくに、強面で「議長議事進行・議長・議長・・・・」と終始連呼され、何という怖い人がいるのかと縮あがったのが、川口さんだった。

あれから20年、少年連盟の委員として席を並べるようになり、少年教化への熱い思いが時には強面にさせることも解り、ずっと一緒に活動させてもらった。

しかし、一昨年ほど前に少し痩せられ、心配して尋ねると
「ダイエット中!」
と、豪快に答えておいでた。
しかし、今年の1月24日本山であった出版パーティーで久しぶりに会った時、あまりにも激痩せで、ただ事でないと心配したが、それから2ヶ月こんな形で見送ろうとは、ゆめゆめ思わなかった。

この葬儀で初めてお訪ねした、川口さんの浄應寺、本堂から境内綺麗に整備され、真新しい立派な庫裡が建っていた。
しかも、昨年3月に娘さんにご養子を迎えられ、立派に喪主を勤めておいでた。
何もかも為すべきことはされていたんだな、と思うと余計胸が熱くなった。

葬儀が終わり、ゆっくりする間もなく、和歌山の評議委員のI垣さんに和歌山駅まで送ってもらい帰路についた。
有田の箕島駅は特急が2時間に1本しか止まらず、電車を待っていたのでは夜の連研に間に合わない所だったが、知り合いがいてほんとうに助かった。

午後7時半からは、組長の光輪寺さんを会場に、第9期連研の最終回が行われた。
40名から始まった連研だったが、最終回までたどり着いたのは23名。修了証と記念品を渡し本山の中央教修に参加し、門徒推進員になってもらうように強くお願いしたことだった。

家に帰ると午後11時を回っている、このところ時間に追われての生活が続いてかなり疲れている、首筋が痛い、先輩を見送っただけに気をつけなければと思いつつ・・・・・自転車操業で山積みの事務仕事にため息をついている。

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