6月4日 (月)  気が散る

この3日ばかり扁桃腺が腫れて熱が出て体調不良だった。きのうの日曜日などは、ツバを飲み込んでも喉は痛いし、体中が汗ばむ。それを抑えるために坊守に処方されていた薬を適当に飲んだら、お勤めの途中目蓋が引っ付きそう・・・・久しぶりの絶不調だった。

今朝も京都に向かう前はチョット心配したが、本山の会議室に入り、6月からクールヴィズでラフな恰好とは裏腹な緊迫した会議に気が散ったのか、ふと気づいたら喉の痛みも体の怠さもなくなっていた。
5月末の旅行から帰って気がゆるんでいたんだろう、病は気からを実感してしまった。

会議は第2回目の中央キッズサンガ推進委員会、前回の懸案事項が次々と処理されていく、ついていくのが必死だったが、これから我が身に降りかかるであろう難問を解決するために頭の整理に全神経を集中し気合いが入った。
これが、風邪を追い払う機縁となった。

午後5時までみっちり会議をし、迷っていたが体調も良くなったことだし、そのまま大和郡山の三木先生の勉強会へ走った。

今回は現代教学で「天皇制と差別」がテーマ、病み上がりにはちょっと重かったが、講義後のティータイムでは先生の独壇場。
お寺の隣にある公園に集まるヤンチャな中学生と先生のバトル・・・・
夜な夜な花火や悪さをする中学生に、先生は真顔で注意し張り合っておられる。
お寺への報復に夜な夜な鳴らされる釣り鐘の撞木(しゅもく)の紐をはずされ、お手製のガードまで巻かれている鐘堂を見ながら帰るとき、本気でこの中学生と関わっておられる姿が想像できるのがとてもうれしかった。

考えてみれば、30年前この先生との出逢いがあり、聞法即行動と教えを受けたればこそ、キッズサンガのお手伝いをさせてもらえる身になったんだなあとつくずく感慨深かった。

そんなこんなですっかり元気になり、勉強会で合流した岐阜組のW師にハンドルを渡し、チュウーハイを引っかけつつ未明岐阜に帰ってきた。

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