7月6日 (金)  第36回納骨団参

朝6時、岐阜市北鶉の名鉄西部観光のバスターミナルに向かいつつ、なんとか天気は保ちそうだなと安心をした。

今日は納骨団参でまた京都へ向かわなければならない。今回はバス1台42名、例年になく楽な団参となった。
昨年から個人で無量寿堂納骨を解禁したため、団参希望者が減少した。バス1台だとこまかな気遣いができると思っていただけに、住職の思い通りになってきた。

バスのドライバーもご門徒の青年を指名し、バスターミナルで簡単な打合せで、正尊寺まで来る間にピックアップする参加者を把握してもらえ、先回りで帰り朝食を食べる時間さえできた。
午前7時30分定刻に正尊寺を出発しまずは本山へ、院代さん旗を持たせ総御堂にお参りしている間に、チョット聞法会館で昨日から行っている寺族女性研修会のスタッフへ挨拶する時間もできた。

大谷本廟の名著堂(親鸞様のお墓のお堂)は立派な唐破風の式台のような拝殿が完成していた。
雨が降ってもかなりの数の参拝者が安心してお参りできる、御遠忌に向かい親鸞様の廟所へのお参りは増えるだろう、それに対応している姿を目の当たりにすると嬉しくなる。

行程表通りに20体の納骨・光輪食堂での昼食が進んでいった。
午後からは日野誕生院参拝。主管さんからご法話と誕生院の説明を聞き、始めてここへ訪れた門徒さんが一段と宗祖を身近に感じてもらえるようになった気がした。
最後に宇治の平等院を見学し帰路に着く、雨粒には遇わずにすみ、ホンと助かった。

正尊寺に帰還したのは午後6時45分予定通り、参加者を見送った。
おかげで、午後7時半にセットしたお通夜にも余裕で間に合い、気を揉むことなく一日が終わった。

今回は車椅子の必要な参加者もおられたが、本山・大谷本廟・平等院と一緒にお参りしてもらえた。そして、とても喜んでもらえたことが何よりの団参となった。

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