8月1日 (水)  ビデオ撮影第2幕

大垣のホテルに宿泊している、本山事務局のO本サンをピックアップして、上石津の専想寺に到着したのは午前8時15分前、今日は道に迷うこともなく時間厳守で現場に入れた。

ヨッシャと境内に入るとすでにビデオクルーは撮影をしている、本堂にはすでに数人の子どもたちがいた。
専想寺の夏休みキッズサンガは、村中の公園でラジオ体操を終え、お家で朝ご飯を食べてから勉強道具を持って8時にお寺へ集合のはず、子どもたちもビデオクルーも早い、気合いが入っているようだ。

境内で待ちかまえると、次々自転車に乗って集まってくる。16人集まったところで男子低学年から順番に正座しお正信偈のお勤め。
お勤めが進につれ低学年はモゾモゾしだし、しまいには隣の友達にちょっかい掛けたり、そこをすかさずカメラが狙う。
だが、後ろの方に並んだ高学年や中学生は最後まできちっと正座をし、お勤めが出来るようになっている。
30年近く地道に続けておられる成果であろう、毎年夏休み5年も通えばチャンとお勤めできる子どもに育っている。
7才や8才の子どもが30分以上姿勢正しくしている方が変である、それを叱ることもなく素知らぬ顔で淡々と調声をされる坊守さん、その後ろ姿を見ながらお勤めの時間を共にするとき、年を重ねるごとに子どもたちが変わっていくことを目の当たりにした。

お勤めが終わると、各自持ってきた夏休みの宿題を広げ勉強開始。
「感想文この紙に13枚も書かなあかん、疲れてまう」と、中学生が言うと、
「本を持たずに、原稿用紙だけ持ってきたって、それではとても書けん」と、一喝、ションポリと他の宿題をやりだす。

今回はビデオ撮影と言うことで、いつもは違う曜日で午後からするお習字や・生花・お抹茶のおけいこも、日程を変えお勉強時間中に撮影させてもらった。

最初の挨拶で「ポーズを作ってもらわんでもいいでね」と、レクチャーしたら、誰一人チョキを出し「イエェ〜!」なんてする子はいなかった。
専想寺へ集まる子どもたの聞き分けの良さ、には感心した。

ともかくお昼少し前にはすべてのシーンを取り終え、子どもたちを見送った。
今日もいい映像が撮れたことだろう、こうした様々な工夫と無理のない努力によって行われるキッズサンガ、全国を取材していく中に、きっと上等な少年教化DVDが出来るだろうと確信を得られた1日であった。

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