1月2日 (水)  再び三河へ

昨日は元旦会が終わってからは、何をする気力も涌いてこず、一日寝正月。
今日は一日家族揃って、時間ができた。朝寝ではあったがお昼前から全員揃って、暮れに本堂が全焼した三河の教蓮寺さんへ火事見舞いに出かけた。

昼過ぎ教蓮寺さんへ到着すると、三門前の掲示板には、本堂焼失のお詫びの言葉、そしてその横には年末年始の行事や報恩講の案内が書いてある。
本堂が無くなっても教化は休まない、住職の姿勢には頭が下がった。

境内にはいると、焼けた本堂は全て撤去され、その場所には六角形の小屋が建てられ、本尊が安置されていた。
その前で手を合わせながら、何とも感傷的になってしまったが、再興に向かっていこうとする強い思いが感じられた。

ご住職はお参りに回っておれ、うちの娘とハワイ研修で仲の良かった娘さんも外出中であったが、もう暫くしたら帰宅といわれ、坊守さんからゆっくり状況を聞かせてもらった。
またもや話を聞き、類焼を免れたお庫裏や書院の本堂との接合部を見るにつけ、良くここで火が止まったものだと感心させられた。

その後、帰ってこられた住職や娘さんも交え暫く話もした。
除夜会や元旦会、今まであまり顔を出さなかった門徒も結構お参りに見えたそうだ。
この逆縁を教化のご縁にという転換が感じられ、そんなことを話す住職の姿勢に将来が楽しみになり私も嬉しくなった。

帰りの車中では我が家族と、きっと10年もしないうちに立派な本堂が再興されると皆で話しながら帰ってきた。

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