10月26日 (日)  古い写真から

きょうお取越に参ったお宅で珍しい写真を見せてもらった。
50年近く前の写真だろうか?前住職が植林をしているときのスナップである。

旧美山町万所出身のEさんと話をしている中で、いつもこの方から聞いている北山にある寺山の木について、今度新築する庫裏に使えないだろうかと尋ねてみた。

古い写真帳を出してきて懐かしそうに・・・
「老僧さんが植えんさった、この木は残念ながら数年前の大雪で倒れてまっとる・・・」と、50年ばかりまえ前住職が手に掛けた一本の杉をずっとウォッチングし続けていて下さったようだ。
何十年もうちのお寺の山やでと門徒が手を入れ護ってきた山、たとえ一本でも良いから何とかそんな思いを今度の建設で、用材としてすべての正尊寺門徒に披露できないか、一段とそんな思いを強くしたことだった。

ただ、今のご時世、山から切り出して製材するよりも、木材市場で買ってきた方がずっと安いそうだが、何とか段取りをしてもらうように頼んだことだった。

ところで、40代前半であろう父親今とはえらく違い恰幅がいい・・・

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