11月1日 (土)  慣れないお勤め

今日は朝8時から大野町の丸平建設で「創立100周年感謝の集い」に先立ち法要が営まれ、お参りに出かけた。
こうした会社の法要は初めてのことであり、事前にご本尊や仏具を貸して、坊守がお荘厳については相談をしていた。

丸平建設は先々代から現在の社長まで、三代にわたり正尊寺の総代をしてもらっている方の会社で、関西までもお寺の建設を手がける総合建設会社である。

巨大な倉庫をメインの会場にした今回の感謝の集い、さすがに寺社を手がける会社だけに、倉庫内の壁際には欅の柱や板がうず高く積まれている。
特設のステージは幅広で4m以上の欅の一枚板を立て背景を作ってあった。

阿弥陀経お勤めの間に社員や関係者が焼香され、法話もちゃんと聞いてもらえた。
こうして、会社のイベントの前にきちっと段取りをして皆で手をあわせる、創業者以来の篤信の経営方針に感心をさせられた朝であった。

お昼過ぎ仏具を返しに来られた跡取りさんに、ステージの欅「ツバを付けといたよ!」と冗談を飛ばしながら、創業以来4代にわたり銘木好きの血筋を感じながら歓談したことだった。

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