6月19日 (木)  第1回建築委員会

きょう午後3時から、懸案の第1回庫裏建築委員会が開催された。

4月の門徒役員総会で承認された7名の建築委員と正副総代長3名で、平成23年の親鸞聖人750回大遠忌にむけ、庫裏の新築について話し合われた。
第1回の建築委員会とあって、白紙からのスタート、委員さんからは住職として提示できるものはあるのかと尋ねられ、ここ2年ばかり覩見(とけん:お正信偈に引っかけてあちこちの素晴らしいお寺を見て回った)してきた一端を話した。

住職の思いとしては、なにより門信徒が集いやすく、行事や教化活動が活発にできる施設を目指したいと、願いと具体的な姿を語った。

しかし、建築の分野で長い経験のある委員さんからは、建築基準法の規定の強化や消防法、予算とのかねあいなどの現実問題について厳しい指摘も頂いた。
確かに施設を作るという事は、経済活動をすること、理想や願いだけではイカンともし難い。
門徒の懇念(こんねん:仏さまに対する真心のこもった志)によるほかないお寺としては、現在の厳しい日本経済状態には頭を抱える。

だが、そういう厳しい状況の中、委員と住職が一緒になって少しでもより良いものを後世に伝えようと意思統一が図られ、目標に向けての具体的進め方についての意見が交わされた。

平成23年、まだまだ先だと思っていたが計画を実際に進めるとなると、もうあまり時間がない、これからは頻繁に建築委員会を開き、前進させていくことが2時間余の会議で、全員の統一意識となり次回日程を決め解散した。

委員の皆様ご足労頂きありがとうございました。

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