7月15日 (火)  研修旅行2日目

研修旅行2日目、朝風呂入りスッキリつるつるホテルを後に、宝専寺さんへ移動。
本堂に上げてもらい朝のお勤めをして遠山住職からご法話とお寺の謂われを聴聞。芝生を張った境内で永六輔の説法会を開いておいでるが、その企画の経緯など楽しく聞かせてもらった。
伊豆半島は日蓮宗や曹洞宗がほとんどで浄土真宗のお寺は一ヵ寺だけ、他宗派と協調しつつ浄土真宗のアイデンティティの浸透に孤軍奮闘されている。同じ釜の飯を食った同期としては、そんな教化の姿を見てうれしくなった。

お茶を頂き境内を散策し一時間余の滞在のあと、お寺を後にしバスが駐めてある港に向かうと、漁船が一杯繋留してあった。今日はガソリン高騰への無策な政府に対する全国一斉出漁ストライキ日、世の中の現実を垣間見た。
しかも、その漁船の中に「妙法丸」という船名を見たとき、なるほど日蓮宗の地盤と言うことも実感してしまった。

バスに乗り伊東からは伊豆スカイラインで山の尾根づたいに箱根を目指したが、夏の湿気の多い空気で下界は霞み景色は今一つ、残念だった。

箱根につくと出迎え準備をして待っていてくださった万福寺本堂に上がった。ご住職からは箱根権現と親鸞聖人について懇切にお取り次ぎいただき、今回の研修旅行の目的が果たせた。

箱根神社境内にある親鸞聖人銅像にお参りし、峠の「笈の平碑:おいのひらひ」で、遠き昔の親鸞聖人と性信房の別れに思いをはせながら、隣にある「甘酒茶屋(新築中で仮設)」で冷やし甘酒を飲み、今回の旅行の締めくくりとした。

仏壮会員20名での旅行、バスの中でも賑やかで笑い声が絶えることなく、和気あいあいで良い研修旅行となった。

※この模様は行事アルバムで紹介しています
http://www.shosonji.or.jp/new/08-07busou/08-7busou.htm

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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