8月26日 (火)  伊勢参り

今日は時間が空いた、前々から一度行ってみたいと思っていたお伊勢さんに走った。
ここ数年お伊勢さんは賑わっていると聞いている、その仕掛けはいったいどういう物か確かめたかったからである。

10時前に宇治の内宮に到着、まだそれほどの人出ではなく、開店前の「おかげ横町」を見て回り、呑む(食べのも)打つ(体験参加型の店)買う(お土産)が揃ったテーマパークに旅心を誘う仕組みを感じた。
まずはその中のタバコ屋さんで、刻みタバコをキセルで吸い(¥100)勢いを付け、宇治橋をわたり内宮に進んだ。
広大な境内には寺院とは違う、わずか20年で建替えをする白木の建造物が静寂の中にたたずんでいる。そんな神殿の参拝に訪れる中高年の団体とは別に、若いカップルがぎこちなく柏手を打ちながらも真剣に参拝している姿をたくさん見た。
1時間半ばかり掛けじっくり神域を回り、おかげ横町に戻ってみると、家族連れやカップルでごった返している。
内宮の繁盛はやっぱりこのテーマパークのような仕組みが功を奏していると実感。伊勢うどん・コロッケ・ひりょうず・赤福と一通りミーハーになり食して歩いたが、店先のあちこちから「テレビに出ていた店や・・・」という声が聞こえまくっていた。
赤福本店で並びお土産用の「赤福もち」を買い、山田の外宮(げくう)に向かった。

内宮と一対のはずと思っていたが、こちらは閑散として、まったく活気がない。ここには「おかげ横町」のような施設がない、いかに仕掛けが重要か思い知った。

伝統・楽しみ・宣伝その循環の仕掛け、京都の本願寺も東西協力して出来んもんかと考えさせられた。
そして、外宮近くにある本願寺第21代明如上人が建てられた伊勢教堂に参った。
W主管にも会うことができ、本堂で伊勢地方の浄土真宗の歴史や神宮との関わり、ゆっくり聞かせてもらった。
話を聞くにつれ、岐阜は浄土真宗の教えを伝える条件が整っていることを再確認でき、うかうかしてられないと思った。

思いつきで出かけたお伊勢さんだったが、赤福とは比較にならない大きなお土産持って帰ってくることができたようだ。

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