10月22日 (木)  再製・・・

年明け早々には現在の庫裡は解体される。
それに先立ち今年はずっと片付けに追われている、明治27年に建てられた現在の庫裡はもう110年を越える歳月が経っている。
片付けの中でほとんどが粗大ゴミへとなっていくが、使える物は残したい・・・・。
今の代になってから作った建具もあるが、100年前のスケールは現在とはかなり違っている。
当時は建具高175p、新たに建てる庫裡では10p以上の短い、よって現在の建具は全滅との設計士の話。
そこで、20年前に建てられた書院は建具高180p、そこに使えないかと、この夏障子を制作した平塚家具の社長に相談した。
http://www.hiratsukakagu.com/index.html

9月末衣替えで引き取ってもらった夏障子が、下駄を履かされ戻って来た。作った当時けっこう貼り込んだだけ有って、イイ感じになって帰ってきた。
座敷から書院へ、この葦簀障子は庫裡改築でワンランク上がったラッキーなアイテムとなった。

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