2月26日 (木)  チョッとお出かけ

きのう朝、雨の降る東名自動車道をお友だちのご夫婦と北に向かった。

予定では、坊守の両親へ親孝行と思い、ご所望だった箱根の宿を予約していたのだ。
ところが、坊守実家に緊急事態が発生し、前日に行けないとの連絡。
ここで中止するとホテルは半額のキャンセル料、せっかくだし勿体ないので、急遽お友だちの予定を尋ねると、何とかなるとの返事、ご一緒して貰うことになった。

結構混んだ高速、5時間ばかり走って大井松田で降り、箱根入口の鈴廣「かまぼこの里:千世倭楼(ちょうわろう)」に入り昼食。
この建物、正尊寺庫裏のモデルにしようとしているもの、坊守にも見せておきたかった。
蕎麦を食べ、じっくり建物を見て回った。
http://www.tiowa.jp/yurai/

まだまだ時間はある、箱根寄せ木細工の店を何軒か回る。雑誌に載っていた箱根湯本の若竹工芸では、ベランメィ調の職人さんからいろいろ教えて貰った。
http://www.hakone.or.jp/wakabayashi/

そして、親鸞さまが関東からの帰り道、弟子の性信房とお別れになり、背中に負う笈を形見に渡された御旧跡、箱根旧街道の「笈の平碑(おいのひらひ)」へも案内。

峠を登ったり降りたりしながら、宿泊予定の仙石原に着いた。

ご馳走をよばれ、ゆっくり温泉に漬かった。長いことケガ苦労してきただけに、しっかりリフレッシュできた。

そして、今日は箱根へ来る目的だった、ポーラ美術館へ朝一番に入った。
絵心はサッパリ無いので付いて回り「佐伯祐三」なんて画家知るよしもなかった。
ゴッツイ洒落た美術館、平日しかも辺鄙な所にあるのに、えらく流行っているのにはビックリ。

しかも、この画家大阪のお西のお寺の出身とのこと、チョッと真剣に眺めて回った。
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/01.html

親孝行は出来なかったが、坊守は大満足、行事明のチョッとした慰労にはなったようだった。

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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