2月5日 (木)  キッズサンガ・アドバイザー研修会

昨夜から本山へ行った。
本来なら3日から行くべきであったが、スケジュール調整を忘れ4日の午後まで目一杯ご法事を受け合ってしまっていて、夜の懇親会からの出席となってしまった。
http://blog.goo.ne.jp/mhakusen/e/4fcf5f1f7a99ef191b9a0fdbd21b52dc

到着と同時に懇親会が始まり、今頃ノコノコやってきてと揶揄されながら、乾杯の音頭取り、70名を超えるテンションの上がった参加者に追いつこうと一気にアルコールを流し込んだ。

全国から集まった第3期アドバイザー候補の懇親会、一杯呑んでどのテーブルも一段と熱くキッズサンガを語り合っている、久し振りに気持ち良く酔えた。

宴たけなわお開きの前には、全員スタンドアップ、ゲームで輪を作り連帯を確認しあった。
岐阜からはこんなこんな助っ人も行ってくれていました↓
http://mts-r.at.webry.info/200902/article_2.html

そして今日は前日の分科会を受け、ロールプレイングによるアドバイザーの仕事の確認。
全体会議では様々な意見が出され、とても充実した研修会となった。

とくに、M月委員によるまとめでは、何かの本の引用だったが
「理想を語らず、現実ばかり語り、負のスパイラルに陥ってしまうのは、もっとも愚かなことである」
と結ばれ、胸が熱くなった。

ともすると現代の坊さんは傍観者的評論家になりがちである、今お寺の周りやご縁のある子供たちにアミダ様とのご縁を結ぶ、キッズサンガという運動の当事者になって理想に向かう歩みをしよう、そんなことが確認し会えた研修会であった。

正午には協議会も終わり閉会式、不二川総長からアドバイザーの認定証が渡された。

そういえば総長はいつもカーラーの布袍(ふほう:坊さんの日常のうわっぱり)を着ておいでる。
この研修会参加者と個人的な話の時、ネパール国のカトマンズ本願寺の開教師「ソナム・ワング・プティヤ」師のについて教えて貰った。
プティヤ師の懇願で本願寺でカラー布袍が採用されるきっかけとなったと。

外国、特にイスラムの世界と接している国では、黒の布袍ではイスラムの僧と見なされ、難渋を強いられているとのこと。
仏教の僧は黄色かエンジ、と色による宗教の棲み分けが有り、本願寺でもエンジの布袍を許可して貰いたいと言う経緯だったそうである。

知らなかった、カラー布袍にはチョッと違和感を感じていたが、その成立過程を知らされ考え方を変えることにした。

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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