6月23日 (火)  俵山の安居

午前9時山口県長門市俵山温泉にある西念寺の支坊である光摂坊に到着。
本堂には黄袈裟(きげさ:お坊さんになる得度式で拝受するお袈裟)を付けたお坊さんがわんさか集まっていた。話には聞いていたが凄い光景、我々は旅行気分の見学者、身の置き所に困惑、隅っこで小さくなっていた。
お勤めが終わり休憩時間になり、少し落ち着き見知った先生の顔が確認できるようになってきた。
3月に岐阜教区門信徒の集いでお聞かせ頂いた、東京の宮崎幸枝先生も来て見える。正尊寺真宗講座のご講師も一杯来て見える、噂には聞いていたが、本山の安居(あんご:夏の集中研修会)よりもレベルの高い聴講者、一段と目立たないよう小さくなった。

俵山の和上、深川倫雄勧学の講義を身にしみて聞かせてもらった。
どうなっているのか、お昼には美味しいお弁当が100名を超える聴衆全員に配られ、これまた遠慮と恐縮しながらいただいた。

午後からは会読、午前とは机の並びが変えられ、最前列には問者と答者が対峙している。よく見るとその中に岐阜のY山さんの顔があった。
我々のような見学者で参加でなく、別便フル参加、本気モードでの受講頭が下がった。
美濃四十八座の仲間でもあるが、各務原専琳寺住職で岐阜教区では教学のエキスパートと尊敬されているY山さんが、汗をかきながらの問答の姿を見て、見学参加で良かったと思った。

前半後半12組の問答、堂内の緊張感が夕方5時まで続き、午前の講義と午後からの会読、初体験の見学良い刺激をもらえた。
安居はまだ2日続くが、我々は皆さんにご挨拶をして、650q岐阜に向かい光摂坊を後にした。

帰りがけ、深夜の山陽自動車道あわや大惨事、逆走自動車とカーブで遭遇、M上さんの絶妙のハンドルさばきでかわしたが(後部座席は身体がスッ飛んだ)、みんな肝を冷やした。
それからはスローダウン慎重に、うちに着いたのは東の空が少し明るくなった朝方だった。
今年も一泊4日、一瞬全員即死かとも思ったが、無事帰還充実した旅行となった。

−追伸−
車中で「あの車の運転手はは絶対死んでいる」と噂していたが、こんな記事を読んで少し安堵した。
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/06/24/2009062412032515020.html

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