9月11日 (金)  時間に追われる

ここ3日院代さんがお休み、お身内でお葬式のために奈良へ帰っていて、その分結構こぜわしくなっている。

きょうも朝には我が母校、本巣高校のすぐ北側で定礎式。総代さんの会社、丸平建設が国土交通省の進めるモデルハウス建設の仏式地鎮祭に招かれお勤めであった。
会社の関係者だけでの式であるが、連研も受講中の代表、こうして仏式でしてもらえるのが何とも有り難い。

お勤めの後、木製のカマ・クワ・スキで祭壇横に作られた砂の山を気合いを入れて崩していく所作、これもまた良い物だなぁと思った。

定礎式が終わり、その近くの喫茶店で代表や奥さんとモーニングをよばれながら、地鎮祭についていろいろ話を伺った。
神式・天理教・日蓮宗・不思議な新興宗教など、作法やアイテムは様々、施工業者として施主さん願いを一番に考え、言われるまま行うが様々な儀式面食らうことも有るらしい。

コーヒーを呑みながらいろいろ勉強になった、坊さんもこうした世俗のニーズに応える形も持たねばと考えさせられた。


お昼少し前には、京都から仏具屋さんが新築庫裏の仏間について、職人さんを連れ来寺。
こちらの要望を伝え、仏間設計に取りかかってもらうことになった。
ただ、とても厳しい予算であること、その中で如何にこちらの願いを具現化するか。
二律背反の要望、宿題を与えることとなった。
予算に合わせそこそこでなく、目一杯出来るところまでして、出来ない部分は順送りにする、正尊寺流はしっかり遵守するようにお願いしたことだった。


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